2019/08/10
実るほど頭の垂れる稲穂かな 二代目福治郎
暦の上ではもう秋、稲穂の生育も順調です。
実るほど…
この金言、小学校の校長先生から卒業式にもらった色紙の言葉。
私に選んでくれた、有難い金言にもかかわらず、無知で勉強不足だった私は、本来の意味とはまったく別の解釈をしていたのでした。
頭の垂れる=頭の下がる=頭が悪い=バカ
こんな連想をしていたのでした。
初めてこの金言の意味を知ったのは中学か高校の頃。
校長先生の想いが時間を経てやっと伝わった瞬間でもあり、有難いと感じた瞬間でもありました。
それ以来、稲穂を見るとこの金言を思い出すのです。
頭が垂れるほどもっともっと勉強します。
田んぼの稲穂も順調に育っています。
猛暑続きで水不足が心配されていましたが、久しぶりの雨でホッと一安心。