2024/07/06
納豆はビタミンKが豊富
最近外国人向けに販売している粉末納豆の売れ行きが好調です!
粉末納豆の販売先からうれしい報告がありました。
聞くところによると、アメリカでも納豆は人気が高く、健康意識の高まりは年々高くなっていているそうで、納豆は「ビタミンKが豊富だから」という理由でよく売れているそうなのです。
そこで今回は「ビタミンK] について少し触れてみたいと思います。
天然のビタミンKは「ビタミンK1」(フィロキノン)と「ビタミンK2」(メナキノン類)の2種類があり、
ビタミンK1は植物の葉緑体。
ビタミンK2は微生物 から生産されるそうです。
その中で代表的なものは、メナキノン-4と、納豆が産生するメナキノン-7がありまして、一般に「ビタミンK」というときには、納豆に含まれる「メナキノン」を総称したものを「ビタミンK」というそうです。
栄養学的に重要なものが、メナキノン類。
ビタミンKの主要な作用は、血液凝固に関与するものであり、ビタミンKが欠乏すると、出血が止まりにくくなるということはよく耳にします。
さらに「ビタミンK」は丈夫な骨づくりにも不可欠で、カルシウムを骨に沈着させて、骨の形成を促す作用がある。
外国人がせっせと納豆を食べているのは、カルシウムを骨に沈着させるため、つまり、骨を丈夫にするために納豆を食べているということがわかってきました。
においや粘りは苦手という外国人の方にとって、納豆の粘りがほとんどない「粉末納豆」は、納豆を気軽に摂取できるという点が評価されているようです。
ところ変われば、納豆を買う理由も変わるということ。
健康なカラダづくりのために納豆が選ばれているということは、納豆ラバーズとしては嬉しいですね。
ただし血栓を防ぐためのワ-ファリンという薬を服用している人の場合、ビタミンKを多く含む納豆やブロッコリー、ほうれん草を摂取すると薬の作用が弱まることから、摂取を制限されることがあるそうですので、お医者さんに確認してくださいね。
ビタミンKが欠乏すると最悪の場合、腸内細菌が死滅してしまったりすることがあるそうです。
特に高齢者の方はビタミンK欠乏となる可能性が高いらしいので、ビタミンKはこれから意識してみましょうね。
最後にビタミンKを多く含む食べ物は、
藻類、 野菜類、 豆類、 肉類、 乳類、 卵類、 油脂類
に多く含まれているそうです。
ビタミンK1は、海藻、しそやモロヘイヤなどの緑黄色野菜に多く含まれており、ビタミンK2は、発酵食品の納豆に特に多く含まれます。
そのため、納豆を日常的に食べている人は、食べていない人と比べてビタミンKの摂取量が約2倍であるという調査結果もあるそうですので
「納豆は毎日食べた方がいいよ」
とお友達に教えてあげてくださいね。
私ももうすぐ高齢者に属してきますので、同級生と会ったら「納豆、けよ!」(納豆食べれ)と教えてあげたいと思います。
へばまた